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「季節の変わり目は何だか体調がすぐれない」
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など、より良い健康生活に欠かせないお役立ち情報を随時お届けします。
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二十四節気も太陽の動きから
2024-11-21
10月に入っても、半袖で外出したり、クーラーが必要となる日が多かったのが、10月下旬になって、ようやく「クーラーなし」で夜も眠れるようになりましたね。10月下旬からはさすがに朝夕は冷え込むものの、日中はビル内では冷房が必要なところもあるため、着るものや体調管理にご苦労されていた方も多いと思います。
そうこうしているうちに、11月にはいると、二十四節気の一つ、暦の上での冬の到来を知らせる「立冬」がやってきました。立冬は例年、「11月7日頃」とされていますが、2024年の「立冬」は11月7日でした。ちょうどその11月7日、近畿地方では「木枯らし一番が吹いた」と気象庁の発表もありました。
地球温暖化が毎年のように言われ、「日本も春や秋がなくなり、夏と冬だけになるのでは?」などと言われつつも、今のところ、二十四節気から大きく外れることもなく、季節は移っていくようです。
余談ですが、この二十四節気は、地球が太陽からみた公転軌道上のどの位置にあるかを示す季節の目印ですが、もともとは古代中国から6世紀ごろに、暦とともに日本に伝来したもので、2016年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されています(The Twenty-Four Solar Terms, knowledge in China of time and practices developed through observation of the sun’s annual motion – intangible heritage – Culture Sector – UNESCO)。
暦とはいえ、それを目安に中国や日本の人々が農作業の目安や季節の行事等、生活を営んで今に至るわけですから、世界無形文化遺産に採択されるのも当然かもしれませんね。
なお、現代の日本の二十四節気は、太陽の動きをもとに国立天文台において計算された正確な暦になっており、専用サイトにて、発表しています(国立天文台 天文情報センター 暦計算室)。
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やっと秋の気配を感じるようにはなっても、まだまだ熱中症には注意です。
2024-08-26
今年も、熱中症アラートが連日出されるほど、気温の高い日が続いていましたが、8月も末になると、日没時間も早くなってきましたね。
また、空も高くなり、なんとなく秋っぽい雲が広がるようになりました。秋が近づいたとはいっても、急に気温が下がるわけではありませんので、引き続き熱中症対策(直射日光の下での活動をできるだけ避ける、水分摂取、睡眠や食事をしっかりとる、クーラーを上手に使う、など)は続けてくださいね。
ところで熱中症は、真夏だけ注意すればよいのではなく、9月、10月でも、発生します。
「熱中症って真夏だけのものじゃないの?」と思う方は一度、「環境省熱中症予防情報サイト」1)をご覧ください。このサイトでは、過去5年間の暑さ指数(WBGT)の観測データをもとに作られた「熱中症リスクカレンダー」があり、「何月から何月まで熱中症警戒情報が出やすいのか」が地域ごとに一目でわかるようになっています。
例えば大阪市の場合、熱中症「警戒」情報が出なくなるのは10月中旬ですが、この時期でも「熱中症に注意」となっており、リスクがゼロというわけではありません。つまり、秋になっても、熱中症発症のリスクは続くということです。
熱中症予防情報サイトでは、毎日の熱中症警戒アラート、熱中症にならないための生活上の注意、万が一熱中症になった場合の対処法等、警戒アラート以外の情報も掲載されていますので、どうぞご活用ください。1)環境省熱中症予防情報サイト 環境省熱中症予防情報サイト (env.go.jp)
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そろそろ熱中症にもご注意を
2024-04-26
近年、4月中旬から特に注意すべきなのが「熱中症」。
沖縄を除く地域では、今年も4月の時点で、すでに30度を超える真夏日となった地域や、30度近い気温となった地域が出てきています。
3月は寒い日もあり、桜の開花も例年より少し遅かったくらいなのに、4月中旬過ぎから、Tシャツ姿でお花見をする地域も出るくらいに気温が上がってきています。
「暑い夏、炎天下での運動や作業中に起こるのが熱中症」と思われがちですが、実はゴールデンウィーク前の4月中旬ごろから、急激に気温が上がった日などに、家の外だけでなく、家の中でも熱中症になる人が増えてきています。
厚生労働省や日本気象協会のウェブサイトでも、こまめな水分補給や、熱がこもらないようにする服装、日傘や帽子を使用するといった、熱中症にならないための予防法、熱中症になったときの対処法、汗をかいて体の熱を放出しやすくして、暑さに体を慣らしていく方法など、熱中症に関する情報を発信しています。
「喉が渇いたから水分補給」するのではなく、「喉が渇かなくても、ちょこちょこ水分補給する」という意識も大切です。ゴールデンウィークはアウトドアや旅行で外出する時間が増える時期でもあります。熱中症にならずに楽しく過ごすためにも、シーズン前に一度、熱中症予防について情報を仕入れてみてはいかがでしょうか?
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お花見の季節、新年度の始まりは紫外線対策も忘れずに
2024-04-03
桜の開花が日本中で聞かれる季節となりました。今年は3月下旬の寒暖差のせいか、少し開花が遅れているところもあるようです。
また、4月は、沖縄を除く日本の各地で、地上への紫外線量が高くなる月でもあり、9月ごろまで紫外線量が特に高くなる月が続きます(気象庁紫外線観測データより)。
そこで気になるのは、紫外線による日焼け。
日焼けはシミや皺の原因にもなるので、強い紫外線を浴びる期間は紫外線対策も必要です。
地上で生活する限り、太陽からの紫外線を完全にシャットアウトすることは難しいのですが、アウトドアを楽しみたいけれど、日焼けはしたくないという方は、
基本は
①日傘やつばの広い帽子、腕には日焼け止めアームカバーを使用し、紫外線を直接浴びないようにする
②日焼け止めクリームを塗る
ことで、直接紫外線が皮膚に当たるのを(100%カットはできませんが)、防ぐことができます。
また、紫外線は目にも影響しますので、サングラスは「UVカット仕様」のものを着用してください。
特に登山や海など、高度の高いところや、空気の澄んだところでは、街中にいるときよりも紫外線量が増えますので、UVカットのサングラスは勿論ですが、長袖の衣類を着用するなど、肌の露出時間を少なくしたうえで、必ず日焼け止めを持参してくださいね。
様々な種類の日焼け止め商品が販売されていますが、それぞれのお肌に合ったものをお使いください。
そして、紫外線対策をしながら一日の活動を終えたあとには、顔や体に塗った日焼け止め剤(クリームやローション)をしっかり洗い流すこともお忘れなく。